コピーライティングを学ぶのに「写経」は有効か?

  • 2023年6月29日
  • 2024年1月13日
  • 文章術
出典:「食戟のソーマ」より

どうも、よこです。

前回の記事では、コピーライティングを学ぶ方法についてお話しました。

その続きというか、「写経」についてお話していきます。

というのも、「写経」というのは昔から、

文章力を上げるために効果的な方法だと言われているからです。

で、コピーライティングも文章なわけですから、

写経することでスキルが身に着くのではないか、と。

そのあたりのことを

①そもそも、普段から文章を書かないor書き慣れていない初心者

②文章は慣れているけど、コピーライティングは初心者

の2つに分けて、説明していこうかと思います。

前回の記事はこちら↓

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初心者の方

まずは文章なんてめったに書かない、友達にLINEやメールで短文の文章を送るぐらい、

という文章そのもの自体が初心者な方。

そのレベルの人には写経はおススメです。

大分昔の話ですが、僕も写経することで文章力を上げることが出来た人間です。

と言うのも、別の記事でも言っているのですが、

僕は学生時代から文章を書くのが苦手で嫌でした。

夏休みの読書感想文なんか地獄でしたね。

だから提出した感想文なんか、先生の訂正で真っ赤でしたよ。ホントに。

でも、ある時どうしても文章力を上げないといけない時がやって来たんです。

それは、公務員試験受けることになったからでした。

公務員試験って、1次試験に作文の課題があって、

それに合格するために文章力を上げないとマズイ!ってなって。

で、僕がやったのは新聞のコラムをひたすら3か月分くらい写経することでした。

もう何も考えずにひたすら写していましたね。

その結果、自分でも分かるくらいに文章力が上がって、

文章を書くことが苦じゃなくなっていました。

公務員の1次試験も無事に受かりましたしね。

(2次の面接で落ちてしまったけど……)

このように、本当の本当に文章書くのが苦手、普段文章なんて書かないって人は、

写経することは決して悪くないと思います。

写経する対象としては、プロの方が書いた文章がベストです。

僕みたいに、新聞のコラムでもいいですし、本の1部を抜粋して写経したり。

誰か面白い人のブログ記事でもいいです。

まずは文章を書くことに慣れるところから始めるのは、全然ありだと思います。

じゃコピーライティングの初心者は?

では次。

文章は慣れているけど、コピーライティングの初心者が、

コピーライティングの実力を上げるために写経は有効かどうか。

結論から言いますと

有効じゃないとは言わないけど、ただひたすら写経しても意味がない

という答えになります。

と言うのも、コピーライティングの性質上、

その文章にどんな意味があるのか理解していないと意味が無いからです。

コピーライティングとはそもそも、読者に特定の行動をさせる文章のことです。

だから

「この文章で○○の行動を促しているんだなぁ」

「この言葉で○○な人の背中を押しているんだ!」

「こう書けば、ハードルが下がって、行動しやすくなるんだ」

ということが理解できていないと、コピーライティングではなく、

ただの文章に成り下がってしまうからです。

ただ、これだとちょっと分かりにくいと思うので、次で具体例を出して説明します。

条件や環境を考慮しないと意味がない

例えば、体臭の悩みってありますよね?

男性女性問わず、自分の体臭が他人にどう思われているか、

気になっている人は多いと思います。

そこで企業は制汗剤を開発して、その商品の良い点を文章でアピール(宣伝)しています。

そこで

「じゃあ、この制汗剤を宣伝しているコピー(文章)を写経しよう」

「そして自分のブログで同じように制汗剤を宣伝して、アフィリ報酬を貰っちゃおう!」

というように、たいして深く考えずにそのままコピー(文章)を書くとします。

でもね、この場合ほとんど売れないんですよ。9割方売れないです。

アフィリ報酬も入ってきません。

「え、何で!?」

「企業が書いたコピーを真似してるのに!」

「企業だから高いお金払って、プロのライターに頼んでるんじゃないの!?」

「よこだって、コピーライティングは真似してなんぼって言ってたじゃん!」

って思われるかもしれません。

確かに僕も以前の記事で

「コピーライティングの極意は真似する事」

とは言いました。

以前の記事はこちら↓

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けれどそれは、文章”だけ”を真似すればいいわけではありません。

文章が書かれた背景にある、条件や環境も含めて真似しないといけないのです。

どういうことかと言うと、先ほどの制汗剤を例に説明します。

制汗剤は男性にも女性にも売れます。

ですが、男性に対する売り方と女性に対する売り方で大きく違ってくるんですよ。

男性の場合は

「可愛い女の子にモテたい!」

「妻や娘に「クサい!」って言われるのが嫌だ……」

などという理由で買うパターンが多いです。

一方女性は、男性にモテたい理由もありますが、それ以上に

「品のある女性になりたい!」

「周りからキレイな女性だと思われたい!」

等と言う理由が多いです。

言い換えれば、”美への欲求”です。

だから、同じ制汗剤を売るにしても、

男性か女性かで、書く文章も大きく変わってくるのです。

男性、特に家族持ちのパパであれば

「もしかしたら、家族や周りに「クサい」って思われてるかもしれませんよ?」

と言えば

「ヤバい。オレ、もしかして匂うのかな?」

と不安にさせて、制汗剤を買ってもらうことが出来るかもしれません。

しかし、女性に向けて

「もしかしたら、家族や周りに「クサい」って思われてるかもしれませんよ?」

と言ったらどうなるでしょう?

「私が匂うって言いたいの!?」

「ふざけないで!」

って怒りを買う可能性があります。

まぁ、一概には言えませんが、そうなる可能性は高いです。乙女心は繊細ですから。

つまり

「写経するなら、文章だけでなくその文章が書かれた背景を考えながら写経しないと、

大きく間違う」

ということなのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はコピーライティングを学ぶ際の写経についてお話させていただきました。

簡潔に言うと

表面だけ真似たところで意味がない

ってことです。

何度も言うようですが、その文章が書かれた背景や条件を考えないと意味が無いんです。

逆に言えば、ただ写経するだけじゃなく

「この文章は、○○な人に向けて書いてるんだ」

と言った事を考えながら写経するのは全然ありだと思います。

重要なのは”考えながら”ってところです。

考えるって、当たり前だけどメチャクチャ頭を使います。

その頭を使うことで成長します。

これを疎かにしていると、いつまで経っても、

コピーライティングを身に着けることは不可能ではないかと思います。

ただ写経するのではなく、考えながら写経する。

ぜひ意識してやってみてください。

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