注意!読者の反応が鈍くなる文章の書き方①

  • 2023年7月12日
  • 2024年1月13日
  • 文章術

どうも、よこです。

今回は、読者の反応が鈍ってしまう文章の書き方をお話していきます。

ここで言う「反応が鈍る」とは

文章は読んでもらえたけど、

その後に何も行動してくれない

ことを指します。

「読んでもらえない」ではないので、注意してください。

で、文章、特にコピーライティングでは、読者が反応してナンボです。

反応が無いと、そのコピーライティングは失敗していると言えます。

そのようなことにならないように、

今回から読者の反応が鈍くなる文章の書き方を説明していきます。

そのような書き方は主に2つあるのですが、全部説明してくと長くなるので、

1つづつの記事にして説明していきます。

それではまず1つ目、どうぞ!

2つ目はこちら↓

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押しつけがましい文章

まず1つ目の、読者の反応が鈍くなる文章とは

「押しつけがましい文章」

です。

例えば、何か商品をオススメする時に

「これオススメだから、マジで。買えよ。買わないと損するぞ」

などと、やたら読者に購入を押し付けてくる文章。

コピーライティングは、結局は読者に自分が望む行動をして欲しいので、

このように押しつけがましい文章になってしまう人は結構います。

でも、こういった文章を読めば

「うわ。なんかこの人強引で嫌だ」

「ごり押しされても、逆に買いたくなくなる……」

って反応になるでしょう。

僕も文章での話ではないのですが、実際に経験あります。

過去に、とある家電量販店に行った時のことでした。

その時は、新しいノートパソコンが欲しくて、実際に目で見てみようと思って行きました。

で、パソコン販売エリアに行くと、やたら話しかけてくる店員さんがいたんですよ。

「ノートパソコンをお探しですか?」

「こっちの機種は、最近販売された新商品なんですよ!」

「今なら多少お安くなっていますよ!」

「軽いから、持ち運びも楽々です!」

「欲しいとは思いませんか?」

「どうです?ご購入されてはいかがでしょうか?」

とかなんとか。

(今どき、そんな接客をする人がいるのか?と思われそうですが、本当の本当にいました。未だに忘れられない)

あまりにも押しつけがましかったので、僕はパソコンを買うことも無く、

さっさとその店から逃げ出しましたね。

(で、結局Amazonで買いました(笑))

多分、あんな押しつけがましい店員がいなかったら、

僕はその家電量販店でパソコンを買っていたと思います。

けれど、その店員の押しつけがましい接客により、

せっかくのお客さんを逃すハメになったのです。

文章でも同じです。

押しつけがましい文章では、逆に読者が逃げて行ってしまいます。

買って欲しいのは分かるけど、その気持ちを前面に出すようなことをすれば、

相手に引かれます。

なぜなら、自分本位だからです。

商品を勧めるのは、あくまでお客さんのため。

自分の都合、自分のために商品を勧めるようでは、お客さんも相手にしてくれません。

まぁそりゃそうですよね。

誰が自分のことしか考えてない、自己中心的な人間から物を買おうとするんだか。

そのことに気付かないと、先ほどの家電量販店の店員みたいに、

せっかくのチャンスを逃してしまいます。

”北風と太陽”の太陽になれ!

少し話は変わるのですが、”北風と太陽”の話がありますよね?

あの話って本当にいい題材です。

旅人の着ているコートを脱がすべく、北風と太陽が勝負する話。

みなさんご存じのように、太陽が勝って北風が負けました。

では、なぜ太陽は勝てたのか?

なぜ太陽は旅人のコートを脱がすことが出来たのか?

はい。もうお分かりですよね?

太陽は旅人の気持ちを考えたからです。

旅人の立場になって考えたからです。

「暑くなれば、自分からコートを脱ぐだろう」

と。

北風のように

「あいつのコートを脱がしてやれ!」

と、自分本位で物事を考えていません。

相手の気持ちを考える。相手の立場になって考える。

これ、コピーライティングを学ぶ上で、非常に重要な考え方です。

というか、この考え方無くして、コピーライティングは成り立ちません。

にもかかわらず、多くの人がこの考え方を持っていません。

いや、持ってはいるのでしょう。

けれど、文章を書くときになると、書くことに精いっぱいになってしまう。

結果、相手のことを考えることが出来なくなってしまいがちです。

冗談抜きで、この罠にはまってしまう人が多いです。

なので、文章を書く際は、くれぐれも気を付けてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

押しつけがましい、自分本位の人はそれだけで人が避けて行ってしまいます。

それは、リアルな人間関係でも文章でもネットでも同じです。

いえ、文章であれば直接会うことは無いので、なおさら避けていきます。

会社の同僚などと違って、どうしても付き合わないといけない事態が無いので。

当然、ネット上なら、より避けられてしまいます。

まぁ、とにかく、読者の反応が得たいのならば

相手(読者)の気持ちを考えろ!

卑屈なくらい相手を思って文章を書け!

ぐらいの勢いで、文章を書くと良いかもしれません。

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