こんにちは。よこです。
漫画やアニメ、映画や小説なんかのフィクションには、‘‘正義‘‘と‘‘悪‘‘の戦いってつきものですよね。
鬼滅の刃のように、主人公が正義となって悪を討ち滅ぼすのがストーリーの王道。
なんでこれが王道なのかっていうと、人間なら誰しも正義でありたいから。
誰もが自分が正義だと思っているから。
じゃあ、その‘‘正義‘‘って何なのだろう？対極の‘‘悪‘‘って何なのだろう？
自分が正しい＝正義
一般的に、正義は人として正しい行いをすること、ものを指す。
反対に、悪は人として間違った行いをすること、ものを指す。
じゃあ、その行いが正しいか間違っているかを判断するのって誰なのか？
普通に考えれば世間の評価になりますよね。
罪を犯した人を裁判で裁くのだって、法律に則って裁く。
その法律は世間で選ばれた人たちが考えて作られるもの＝世間的な考えと言えます。
じゃあ人はなんで罪を犯すのか。
つい衝動的にやってしまって後悔する人もいるけど、自分の考えや行動が正しいと思ってやった人もいるんですよね。
例えば詐欺師だって、
「自分は悪くない。騙される方が悪い」
ぐらいに思ってますよ。
（まーふざけた考えだけどね）
喧嘩も戦争も一緒
子供の内って、喧嘩をよくしますよね。
おもちゃの取り合いだとか、自分の方が優れているだとかで。
あれもお互い自分が正しいと思ってるから喧嘩になるわけで、どちらかが自分は正しくないと思ってたら喧嘩なんて起きないですよね。
そして、その喧嘩が国同士で起きるのが戦争なんですでよね。
戦争もお互い自分が正しくて相手が間違っていると本気で信じているから起きる。
言ってみれば、喧嘩も戦争も‘‘正義‘‘VS‘‘正義‘‘なんですよね。
じゃあどうすれば悪になるか。
もうお分かりだと思うけど、負ければ悪になる。
より正確に言うと、正義側が一方的に相手を悪に仕立て上げることができる。
自分たちの行いを正当化するために。
戦争する時点でクソ、バカ、悪
戦争をする際、自分が正しいと思って行うわけだけど、そもそも戦争をする時点で実際は悪なんですよね。
悪になってしまうんですよね。
その証拠に、勝者が敗者を一方的に悪と決めつけようとする。
本当に自分が正しいなら、わざわざ相手を悪と決めつけて、自分を正当化しなくてもいい。
それが顕著に出ていたのが、太平洋戦争のアメリカ。
あの戦争を仕掛けたのは日本で、負けたのも日本だから、日本は悪という風潮があります。
日本が悪であることは否定しないけど、アメリカだって日本と大差ない。
実際、東京大空襲や広島・長崎への原爆投下で、罪のない人たちが大勢殺された。
これを大量無差別殺人とされたら、アメリカだって明確に悪になる。
世界中から非難される。
だから日本がとことん悪いことにしたかった。
アメリカは‘‘悪の日本‘‘を成敗した‘‘正義‘‘だと誇張したかった。
そういう思惑があったんですよね。
このことに関しては、こちら↓の記事にも書いたので、興味ある方は見てみてください。
出典：漫画「BLEACH」より こんにちは。よこです。 前に洗脳・に関する記事を書いたけど、今回も話していこうと思います。 前回の記事はこちら↓ [sitecard subtitle=関連記事 url=htt[…]
まとめ
ここまで正義と悪について話してきたけど、そもそも正義の対局が悪だと話すのもおかしな話ですよね。
確かに、正義の反対は悪かもしれない。
でも、悪の反対は正義じゃない。
‘‘善‘‘ですよね。
ちなみに、‘‘悪‘‘についても書いてみたので、興味ある人はこちら↓の記事もどうぞ。
出典：漫画「名探偵コナン」より どうも、よこです。 ‘‘悪‘‘が好きな人っていますか？ …………いないですよね。いたら怖い、いたら怖い。僕も好きじゃないです。 （例外はあるけど。「ドラゴンボール」のフリーザ[…]
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