ストーリーがコピーライティングの力を10倍に!

  • 2023年7月15日
  • 2024年1月13日
  • 文章術
出典:漫画「鬼滅の刃」より

どうも、よこです。

今回お話しするのは、コピーライティングの力を5倍にも10倍にもさせる、

ストーリーの力についてお話していきます。

ストーリー、つまり物語です。

優秀なコピーライターは、必ずと言っていいほど、

コピーライティングにストーリーを盛り込んでいます。

コピーライティングを学ぶなら、ストーリーの力は無視できないほど重要です。

逆に言えば、ストーリーの重要さを知らずにコピー(文章)を書いても、

いまいちな結果しか出せません。

そのようなことにならないように、今回の記事であなたに、

ストーリーの持つ力について、お話していきます。

では、早速説明していきます。

ストーリーが説得力を持たせる

以前、こちら↓の記事で、「説得力ある文章の書き方」についてお話した時がありました。

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どうも、よこです。 今回は前回の続きで、説得力ある文章の書き方をお話ししていきます。 前回の記事はこちら↓ [sitecard subtitle=関連記事 url=https://zinse-yadablog.[…]

この記事の中で、実体験が説得力を持たせるのだと、僕は言いました。

で、その実体験って、言い換えればストーリーですよね?

つまり、ストーリーが、文章の説得力を持たせることになる、ということになります。

説得力を持たせるから、コピーライティングの効果が5倍にも10倍にもなるのです。

と言ったところで、今回は終わり!

…………という訳にもいかないので、もう少し説明していきます。

どんなストーリーを書けばいいのか

なぜ説得力を持たせることが出来るかは、関連記事を読んでもらうとして。

ストーリーをどのようにコピーライティングに組み込んでいくのか?

どんなストーリーを書けばいいのか?

たぶん、みなさんが気になるのはこの辺りですよね。

大丈夫です。ちゃんと説明していきます。

では、みなさんに分かりやすく説明するために、

大人気漫画、「鬼滅の刃」を題材に説明していきます。

「鬼滅の刃」と言えば、主人公の竈門炭治郎が、

鬼にされた妹を人間に戻すために”鬼”を倒す様子を描いた漫画です。

で、”鬼”は”血鬼術”と呼ばれる特殊な力を使って襲ってきます。

その力に対抗するために、炭治郎は”全集中の呼吸”と呼ばれる、

鬼狩りだけが使える特殊な戦闘方法を、過酷な修行によって身に着けていきます。

結果、強力な鬼にも対抗できる力を、炭治郎は手に入れることが出来ました。

で、ここで注目した貰いたいのは、

炭治郎は最初から特別強い人間ではなかった、ということ。

鼻が異常なまでに利くこと以外は、普通の少年でした。

(え?「俺は長男だから我慢できた」とか言うあたり、精神力も普通じゃなかった?…………たしかに)

そんな普通の少年が、過程はどうあれ、

人間ではとても太刀打ちできない鬼と、互角に戦えるほどの戦闘力を身に着けたのです。

この炭治郎のストーリーを、

実際に炭治郎が行った修行内容の効果を宣伝するのに使ったら、

どんな印象を持ちますか?

「この修行を最後までやり通せば、

こんな非力な少年でも、ここまでの実力を得られるんだぞ

と。

メチャクチャ説得力あるし、その修行をやってみたくなりますよね。

これが、炭治郎が最初から筋肉隆々で、

パンチ一発で家一軒粉砕するほどの力を持っていたらどうですか?

説得力が生まれますか?

「いや、そんな化け物が修行したところで、大して意味無かったんじゃね?」

「その化物みたいな奴だったから、修行の意味があったんじゃね?」

って思われて、終わりだと思います。

当然、誰もその修行をやってみようとは思わないでしょう。

まぁ、何が言いたいかって言うと、何か商品やサービスを紹介する時

「この○○を使う前はこんなに酷かったのに、使ったらこんなに見違えるように!」

と言った感じで、

使用前後の成長or変化ぶりをストーリーにすると効果的、ということです。

みんな気になるでしょ?大逆転ストーリーって

この商品orサービスの使用前と後の差が激しければ激しいほど、

興味を持って貰えて、行動を促せます。

例えば学習塾の宣伝するなら

「入塾前は偏差値30だったのに、入塾後に偏差値70!東大に入学!」

とかなったら、興味を持たれます。

さらに付け加えるなら

「この生徒は小学生の頃から集中力が長続きしないせいで、偏差値は30前後でした」

「しかし、周囲から馬鹿にされるのが嫌で、一発奮起して、この学習塾に入ったのです」

「そこで、この生徒に合わせたカリキュラムを組んだ個人授業を行ったところ…………」

「なんと!たった4か月で偏差値は70まで上がり、東大に合格しました!」

「結果、この生徒を馬鹿にしていた周囲の人間を見返すことにも成功できました!」

なんて宣伝してたらどうでしょう?

「この塾スゲー!」

「いったいどんなカリキュラム組んでるんだろう?」

と、メチャクチャ気になりますよね?

同じように、集中力が無くて成績が伸びない子供を持つお母さんからすれば

「ここに入れれば、うちの子共も東大に入れるかもしれない」

と思って、子共をその塾に入れることを決意するかもしれません。

要するに、逆境or底辺からの逆転ストーリーをコピーライティングに盛り込むと、

ものすごく説得力が生まれて、読者の行動を強力に促すことが出来るんです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

コピーライティングにストーリー、特に大逆転のストーリーを加えると、

とてつもなく強力な効果を得られます。

その逆転劇の差が激しければ激しいほど、より効果は高まります。

ただし!

結果を出したい、成功したいからと言って、虚偽を述べるのはNGです。

むしろ、どこか嘘っぽくなります。

「いや、どうせ調べられないんだから、バレやしないでしょ~♪」

と思ってしまうかもしれません。

ですが、意外と文章をしっかり読めば、分かってしまうものなんですよね。

「あれ?なんかこの部分、曖昧な表現だな…………」

「なんか全体的に具体性が無いし、嘘っぽい…………」

と、分かってしまうものなんです。どうしても。

もし1度でも疑われたら、その時点であなたの書いた文章は信用されなくなります。

そうなってしまっては本末転倒です。

なので、絶対に嘘を書くのはやめてください。

誰も幸せになれません。

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