自動車王と呼ばれるヘンリー・フォードをご存じでしょうか？
ヘンリーフォードはアメリカの実業家で、その名の通り、自動車産業で莫大な富を築いた人である。
自動車をこの世に生み出した人物は別にいるのですが、ヘンリー・フォードは自動車の育ての親と言われます。
では、なぜヘンリー・フォードがそのように呼ばれるようになったのか。
そこにはビジネスの基本的な考え方を忠実に守り、周りを気にせずに自分の信じる道を進んだからだと言えるんです。
そこで今回は、ヘンリー・フォードから学ぶ、ビジネスの基本を紹介していきます。
お客様ファースト
ビジネスの基本は、以前の記事にも書きましたが、お客さんに価値を提供することです。
以前の記事はこちら↓
どうも、よこです。 お金はお金を持つ人の価値を数値化したもの、多くの知識と経験を持つ人のところにお金は集まるってことを以前の記事で述べました。 今回はもう少し踏み込んだことについて話していこうと思います。 […]
ヘンリー・フォードは、この基本を忠実に守りました。
というのも、当時の自動車と言うのはあまりにも高額で、ごく１部の富裕層しか手に入らない物でした。
一般庶民の人には、とても手に入らない物だったんですね。
そういった問題点があり、自動車はあまり普及していませんでした。
では自動車は役に立たない物なのか。
そんなことはありませんよね。
それは今の世の中を見れば分かると思います。
だからヘンリー・フォードは、役に立つ上で、お客さんが欲しがるような自動車を開発することにしたんです。
人は何を求めるのか
とはいえ、それにはまず、お客さんが何を求めているのかを把握しなければなりません。
お客さんが自動車に求めているもの。
それは手ごろな価格で手に入りやすく、移動に役立つ便利な乗り物。
しかし、当時の自動車は全て手作りで造るなど、１台造るのに莫大なコストがかかっていました。
その莫大なコスト故に、自動車は高額で売らざるを得なかったのです。
そこでヘンリー・フォードは、自動車を生産するのに、いかにしてコストをかけずに、良スペックの自動車を造れるかを考えました。
そうして出た答えが、機械による量産化で、コストカットに成功したわけです。
こうしてそれまでの自動車とは変わった、比較的手ごろな値段で購入できる自動車が完成したんです。
お客さんは欲しい物を買う
この自動車にお客さんは目を輝かせました。
お客さんたちは、移動が便利になる自動車が欲しかったけど、値段が高くてとても買えなかった。
もし値段が手ごろな自動車があれば買いたい。
そこにヘンリー・フォードが低価格の自動車を売り出したんです。
当然お客さんは殺到。
あっという間にヘンリー・フォードの自動車は売れに売れ、ヘンリ・フォードは世界でも指折りの富豪になったんです。
まとめ
ヘンリー・フォードがやったビジネスは結構シンプルだったんです。
お客さんが求めているものが何かを調べ、それを提供する。
お客さんが求めているものを売るわけだから、売れないわけが無いんです。
これが価値を提供するということなんです。
お客さんにとって、価値があると思うものは何なのか。
お金を払ってでも手に入れたい価値は何なのか。
ヘンリー・フォードはこれを調べて、どうすればそれを提供できるか考えただけなんです。
こう考えると、ビジネスがどれだけシンプルなのか分かると思います。
お客さんが欲しいものを調べて、それを提供する。
本当にこれだけです。
もちろん、調べるのに中途半端ではいけません。
徹底的に、お客さんが欲しいものを調べなくてはいけません。
しかし、それさえできれば、あとは行動するだけのようなものなんです。
だって既に答えが出ているんですから。
何を提供すれば儲かるか分かっているんですから。
これはもちろん、ネットビジネスでも同じです。
お客さんが何を求めているのか。
何に価値を見出すのか。
そのことを意識してビジネスをしてみてください。
これができていないビジネスは成り立ちません。
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