どうも、よこです。
僕は笑点が好きで、毎週日曜日は笑点を見るようにしてます。
ただ、どうしても思ってしまうのが
「昔の笑点の方が面白かったなぁ……」
ということ。
具体的には、桂歌丸師匠が司会をやっていた時が1番面白かったです。
歌丸師匠はもうお亡くなりになってしまったので、YouTubeやニコニコ動画でしか見ることは出来ないが、何年経っても色あせることなく面白い。
そんな歌丸師匠と言えば、回答者全員の座布団全没収。
これがものすごく好評で、‘‘歌丸ジェノサイド‘‘というあだ名もつきました。
どうして歌丸ジェノサイドが人気を呼んだのか、ビジネス視点で見ていこうと思います。
ちなみに、歌丸ジェノサイドをご存じない方はこちら↓から
予想しなかった大技
歌丸ジェノサイドが好評だった理由として、今までに誰もやったことが無かったから、というのが挙げられます。
歌丸師匠以前の司会者も、特定の回答者の座布団を全没収することはありました。
けれど、歌丸師匠は初めて回答者全員の座布団全没収という大技を披露したんです。
言ってみれば、それまで誰も見たことのない光景を創りあげたわけです。
誰も見たことのないということは、それだけ希少性があったということ。
希少性があるものはそれだけ話題を呼ぶのはビジネスでも一緒。
「期間限定商品！」
「先着100名様まで！」
なんて宣伝効果に引き寄せられて、つい物を買ってしまうのも、希少性に惹かれるからです。
わざと大げさにやった
2つ目の理由として、何でもないことを大げさにやったというのがあります。
笑点では座布団を没収するのは日常茶飯事。
特定の回答者の座布団全没収も、頻繁にあるわけじゃないけど、たまーに見られることでした。
だけど、歌丸ジェノサイドは座布団を没収する、一見当たり前の行為を大げさにしてやったんです。
1度に全ての座布団を没収するという形で。
没収するなら、1人ずつ全没収していくことも出来るし、全員の座布団を1枚ずつ没収することも出来ます。
それをせずに大げさにやったから人気を呼んだのだと思います。
ビジネスでも、よく大げさな表現は見かけます。
分かりやすいのは
「出血覚悟の大安売り！」
「年末感謝祭特大セール！」
のような表現。
そこまで大げさにしなくても、「安売り」とか「年末セール」だけでも意味合いは同じですよね。
でも、ここまで大げさな表現をされると、
「そんなにすごいなら、ちょっと見に行くだけでも行ってみようか」
と思うのが人の心情です。
まとめ
今回は歌丸ジェノサイドに焦点を絞ってみたけど（笑点だけに）、流行るものや人気なものは一定の共通点があります。
テレビでも商品でも娯楽でも、それは同じです。
お笑い芸人だって、一見すれば大したことないことを、わざと大げさに言って笑いを呼んでます。
人の気持ちを動かすのは、何かしらの共通点があるんです。
もし、もっと人に注目されたい、ビジネスを上手くやりたいと思っているなら、自分が好きな物でもいいから、共通点を探してみるのもいいと思います。
自分が好きなものを同様に好きな人は探せば必ずいるわけで。
そういった人たちに、自分なら気になるようなアプローチすれば、反応が得られるでしょう。
Twitterでフォロワーを増やしたい、YouTubeで登録者数を増やしたい、ブログのアクセス数を増やしたい。
こんな悩みがあるなら、人の気持ちを動かす、何かしらの共通点を探ってアプローチしてみたらどうでしょうか。
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