こんにちは。よこです。
鬼滅の刃の勢いが止まりません。
アニメが放送されるや否や、その人気に火がついて、LiSAさんが歌う主題歌のCDやマンガが爆売れ!
その結果、マンガはどこの書店に行っても売り切れ、LiSAさんが歌う「紅蓮華」は、国民的アニソンになってLiSAの名前を知らない人はいないほど。
(僕はソードアート・オンライン時代から知ってたけど)
映画も大ヒットで興行収入は400億を越えて、「千と千尋の神隠し」を抑えて日本の映画の興行収入ランキング1位に輝いた!
凄すぎでしょ 400億ってなに……( ゚д゚)
で、知っての通り映画の主役は↑の煉獄さんなわけで、煉獄さんのセリフ
「心を燃やせ!」
が映画のキャッチコピーにもなってますよね。
「心を燃やせ!」って、1度言ってみたいセリフです。
ん?タイトルに「心を殺せ!」って入ってる?
いいのいいの。間違ってないです。
今回言いたいのは、「心を殺す」ことの凄さですから。
ちなみにこれから先は「鬼滅の刃」の最終巻のネタバレを含んでいるから注意してくださいね。
ギャップに惚れた
今や日本国民なら誰もが知っている「鬼滅の刃」。
その魅力は時代背景やストーリー、そして魅力的なキャラクター達。
その中で1番好きなキャラは誰かってなると、色々候補が出てきますよね。
主人公の炭治郎、300億の男の煉獄さん、美人キャラのしのぶさん、みんな大好き善逸くん。
で、僕が1番好きなキャラは断トツで富岡さんなんです。
クールなキャラだけど、嫌われていることを気にしていたり天然だったりと、そのギャップが人気の富岡さん。
僕も富岡さんが好きな理由ってギャップなんですよね。そこに惚れた。
心を殺して流した涙
最初の頃もそれなりに好きだったんですけど、圧倒的に好きなキャラじゃなかったんです。
富岡さんの出番も炭治郎と比べれば少ないし。
だけど、最終巻のあるシーンを読んで富岡さんに惚れちゃったんです。
そのシーンがこちら↓
そしてここからこうなります↓
富岡さんにとって炭治郎は共に戦った仲間であり、弟弟子であり、その死を知った時に思わず涙を流すほど。
あの常にクールな富岡さんが涙を流すほど。
どれだけ炭治郎を大切に思ってるかが分かる。
そして、無惨に鬼にされてしまった炭治郎を前に富岡さんは
「頼む このまま 炭治郎のまま 死んでくれ…!!」
と、涙を流しながら刃を向ける。
自分にとって大切な存在を傷つけるのがどれほどツライことか。
どれほど悲しいことか。
そこにどれほどの葛藤があったのか。
でも富岡さんは本気で炭治郎を殺しにいった。鬼殺隊の柱として。
炭治郎に人を殺してほしくないから。
鬼として死ぬくらいなら、人のまま死んでほしいから。
自分の感情、心を殺して大切な人を殺しにいった。
本当に大切なものを守るために。
思い出したのはあの作品、あの2人
でさ、このシーンを読んでたらあの作品、あの2人を思い出したんですよ。
なんか状況が似てるなーって。
何だと思います?考えてみてください。
誰もが1度は聞いたことがある作品です。
世界中にファンがいて、シリーズも完結した超大作。
その作品とは……
映画「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」
そう、兄弟子のオビ=ワン・ケノービと弟弟子のアナキン・スカイウォーカーの一騎打ち。
スター・ウォーズシリーズの中でも屈指の名シーンですよね。
ジェダイの騎士としての責務を果たすため、ダークサイドに堕ちたアナキンを討つオビ=ワンと、それを迎え撃つアナキン。
この時のオビ=ワンも自分の心を殺していたんだと思うんですよね。ためらいはあったと。
でなければアナキンに殺されていた。
スター・ウォーズの生みの親であるジョージ・ルーカスが、シリーズ最強キャラは、ダークサイドに堕ちた直後のアナキンだと明言していますし。
それでもオビ=ワンが勝てたのは
- 互いの手の内を把握していたこと
- オビ=ワンとアナキンの使用する型が互いの長所を潰す相性だった
- 自分の力を過信したアナキンの未熟な精神
といった理由があります。
最終的にアナキンの左腕と両足を切り落として勝利したオビ=ワン。
アナキンを責めた後、去る前に言ったセリフに全てが込められていましたよね。
「弟だと思っていた 愛していた」
涙こそ流していなかったけど、その表情は必死に悲しみを抑えているように、自分の感情を押し殺しているような表情でした。
実際に、それまで自分の心を殺していたんだろうな。
ジェダイの騎士としての任務を果たすために。
だからアナキンを討つという任務を果たした後、オビ=ワンは自分の殺していた心を開放した。
ジェダイの騎士の立場を離れ、アナキンの兄弟子となり、あのセリフに繋がった。
「愛していた」なんてジェダイの騎士が言っていい言葉じゃないんですよね。
愛の感情を持つものほどダークサイドに捕らわれやすいという理由で。
事実、愛情の深いアナキンはダークサイドに堕ちてしまってるし。
まとめ
本当に尊敬してる。富岡さんにしてもオビ=ワンにしても。
自分の立場を考え、そのためなら愛する人をも手にかけなければならない。
自分の心を殺して。
そこにどれほどの葛藤があっただろうか。
どれほどの苦しみがあっただろうか。
どれほど泣き叫びたかっただろうか。
僕にはとても出来ない。
自分の心を殺すなんて。
2人のその時の心境を考えると涙が出てくる。
僕には出来ないことをやってのけた2人だからこそ、本当に尊敬してる。
ちなみに、漫画・アニメ「鬼滅の刃」も、映画「スター・ウォーズ」も、U-NEXTというサイトでみることができる。
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この機会に、富岡さんとオビ=ワンの雄姿を見比べてみるのもいいかも。
(……ん?画像がまるで、これから富岡さんとオビ=ワンが戦うように見える?そんなバカなwww)
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