コピーライティングに必要な”説得力”について

出典:漫画「ONE PIECE」より

どうも、よこです。

今回は、コピーライティングに必要な説得力についてお話していきます。

コピーライティングで読者の行動を促すには、必ずそれ相応の説得力が必要不可欠です。

いくら読者の心を刺激しても、説得力が無ければ誰も動いてくれません。

そこで、説得力を出す文章の書き方をお話していきます。

説得力を生み出す3つの要素

説得力を生み出す文章を書くためには、

次に上げる3つのうちのどれかを満たしていればOKです。

1.実績(実体験)

2.権威

3.視点

他にもあるのですが、僕はとりあえずこの3つを覚えておけば良いと思います。

まぁ、これだけだと

「どういうこっちゃ?」

と思われそうなので、1つづつ詳しく説明していきます。

1.実績(実体験)

まず最初は実績(実体験)です。

これはまぁ、大体予想できるかもしれません。

「○○したら、こんな実績が出たよー」

「△△の商品を使ってるんだけど最近、体の調子が良くなってきたんだよね~」

って感じ。

言い換えれば、口コミやレビューです。

例えば、ホテルやレストランを選ぶ時、選択肢に上がるお店って

「このホテルの評判はどうなんだろう?」

「このレストランの味は好評なのかな?」

って色々と気になりますよね?

なぜなら、自分にとっては未知の世界だから。

未知のものって、自分にとってどんな影響を与えるものなのか分からない。

分からないがゆえに、人は無意識に恐怖を覚えます。

大丈夫かな?後悔しないかな?

どうせお金を払うなら、満足したいし。

けれど、本当にお金を払う価値があるのか分からない。

じゃあネットで口コミを調べてみよう。

調べて評判が良さそうだったら、自分が行っても満足できるはず。

同じサービスを受けれるんだから。

そう思って口コミサイトを開いて、チェックします。

チェックして、少しでも未知の恐怖から逃れようとするんです。

で、どうも調べたところ、恐怖から逃れられそうだと。

実績(実体験)がある人が言ってるんだから、問題ないと。

恐れる必要はないと。

そうすると判断すると、恐怖から逃れることが出来て、安心します。

安心する=説得された、ということです。

2.権威

2つ目の説得力を持たせることが出来る要素は、”権威”です。

権威とは、一見勘違いするかもしれませんが、権力ではありません。

(そもそも、権力で説得させられるって、なんか違うような……。説得じゃなくて”屈した””脅された”的な感じで……)

分かりやすく例を挙げると、お医者さん。お医者さんがいますよね。

お医者さんの言う事って、説得力があると思いませんか?

「インフルエンザの対策は~」

「骨折した時の応急処置の方法は~」

「体に良い運動方法とは~」

など。

聞いたら

「そうなんだ。教えてくれてありがとうございます!」

って感じで、1ミリも疑うことが無いと思います。

何でかっていうと、お医者さんに”権威”を感じているから。

自分より優れた知識を持っている、自分よりスゴイ人!

と、無意識のうちにそう思う。権威を感じる。

もっと言えば、自分より格上の人だと認識している。

格上だと認識しているから、疑うことをしない。

疑わない=説得される、ということです。

お医者さんだけでなく、国家資格を持つ人たちの言う事に説得力があるのは当然です。

(まぁ、国が認めた人ってことですからね。その人たちを疑うとなると、国そのものを疑わなきゃいけないですし……)

じゃあ、国家資格を持つようなスゴイ人じゃないといけないのか?

というと、そこまでではないです。

ポイントは、先ほど言ったように

「この人は、自分よりも優れた知識を持っているスゴイ人!」

と思わせることが出来ればいいのです。

わざわざ資格を持ってないといけないわけじゃないです。

そのことを証明しているのが、「名探偵コナン」のコナン君ですよ。

あいつ、見た目はただのガキンチョですよ。

国家資格だって持っちゃいません。

(ハワイで親父に習った云々は別として)

でも、1部を除いて、彼の言う事に周りの人は耳を傾ける、説得される、疑わない。

理由は簡単。メチャクチャ知識豊富だから。

あれも”権威”によって説得されている、良い事例です。

3.視点

3つ目は視点です。

詳しく言うと、相手に新しい視点を授けることで、説得力が生まれます。

どういうことか、具体的に説明します。

先ほど「名探偵コナン」の話題を出したので、今度は「ONE PIECE」と行きましょうか。

「ONE PIECE」の主人公、モンキー・D・ルフィは、基本的に考えることをしないです。

思ったら即行動。常に

「リスク?何だそれ、美味いのか?」

状態です。

そんなだから、周りもルフィの無鉄砲ぶりや考え無しの行動には呆れます。

でも、そんなルフィでも、たま~に、たま~に核心を突くシーンがあるんですよね。

ルフィが核心を突くと、周りは

「あー……………確かにそうだ…………」

ってなって、最終的にルフィの意見に従います。

ルフィが船長だから、というのもあるけど、それ以上に

ルフィが他の誰にも見えていなかった、

新しい視点を授けたから、周りは説得された

っていうのがあるんですよね。

ここ、2つ目の権威とも重なる部分があるんですけど、

自分が気付かなかった物事を教えられることによって、

「この人は自分には無いものを持っている」

と無意識に認識させられるんです。

言い換えれば、その点においては、この人は自分より”格上”だと思ってしまうんです。

あとはもう、先ほど述べた権威と同じ要領で、説得させられるんですよね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、他人を説得させる3つの要素についてお話しました。

ぶっちゃけ、この3つさえ覚えていれば、困ることは無いです。

そして、これはコピーライティングだけでなく、日常生活でも有効です。

誰かを説得させたいと思った時に、この要素を意識するだけで、

相手を説得しやすくなります。

ただ、今回の内容だけだと、

具体的にどうコピーライティングに活用すればよいのか、

分からない方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、次回はより具体的な内容について触れていこうかと思います。

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