どうも、よこです。
今回は一瞬で読んだ人の心に刺さって掴む文章の書き方のコツをお話していきます。
いくら素晴らしい文章、ブログ記事を書いたところで、
誰にも読まれないのは悲しいですよね？
けれど、多くの人が「誰にも読まれない文章」を書いてしまっています。
何を隠そう、昔の僕もそうでした。
では、なぜ誰にも読まれない文章が出来上がってしまうのでしょうか？
その答えが、今回の議題でもある「読者の心に刺さって掴む文章」にあります。
ではどうやって書けば読者の心に刺さり、心を掴むことが出来るのか。
そのコツをお話していこうと思います。
ここで話すコツは主にキャッチコピーで使われるものですが、
ブログ本文のような長文でも使えるテクニックになっているので
・キャッチコピーやブログ記事のタイトルの付け方を知りたい
・人気が出るブログ記事の書き方が知りたい
・ブログのPV数をもっと増やしたい
などと悩んでいる人はぜひ最後まで読んでみてください。
どれも簡単で誰でも使えるのに、
大企業なんかでも当たり前のように使っているほど、
効果のあるコツをお話していきます。
ちなみに、キャッチコピーに関してはこちら↓の記事でも紹介しているので、
ぜひ読んでみてください。
出典：漫画「ドラえもん」より こんにちは、よこです。 今回は、キャッチコピーの作り方についてお話していきます。 以前の記事で、コピーライティングの基本である、３つのNOTについてお話しました。 以前の記事は[…]
出典：漫画「ONE PIECE」より どうも、こんにちは。よこです。 今回は、キャッチコピーの作り方、応用編を解説していきます。 前回の記事で、キャッチコピーの作り方の基本をお話しました。 ハッキリ[…]
才能はいらない
では早速心に刺さって掴む文章について説明していきますが、その前に
「文才の無い自分にそんな文章書けるわけが無い……」
「小説家でもないのに、そんな文章書けたら苦労しません」
と、「自分には無理」だと思ってしまう人が多くいます。
でもそれって、実はものすごくもったいないことなんです。
確かに小説家のような、
クリエイティブな能力があることに越したことはないですが、
心に刺さる文章を生み出すのに必要なのは、才能などではなく知識なのです。
知識さえあれば、誰でも心に刺さる文章は書けてしまいます。
それなのに、多くの人が才能を理由に諦めてしまっているのです。
そこで、”心に刺さって掴む文章を書くコツ”という名の知識を４つほどご紹介します。
そのコツとは、次の４つになります。
１．常識を否定する
２．意図的に隠す
３．短所をあえて出す
４．数字を使って具体的にする
では、１つずつ見ていきましょう。
１．常識を否定する
１つ目は常識を否定する、です。
皆さんが”誰でも知っていて当たり前”だと考える知識がありますよね？
誰でも「それくらい当たり前じゃない」と考えているからこそ、
その逆のことを言うだけで、「え？何で！？」と心に刺さって掴んでしまうのです。
具体的な文章を書くとすれば、こんな感じでしょうか。
「文字を消せるボールペン」
一昔前までの人にとって、ボールペンで書いた文字を消せないのは常識でした。
だからこそ、文字を消せるボールペンは存在するはずがない、
そんなのあったら見てみたいと人は思うのです。
つまり、心に刺さって心を掴んでいるということです。
今では”フリクション”の文字を消せるボールペンがあって常識になってますが、
それが常識になる前は完全に非常識だったわけです。
ただ、間違っても犯罪を推奨するようなことは言ってはいけません。
「金がないなら銀行強盗すればいい」
「核兵器をドンドン造れば世界は平和になります」
とかね。
注目は浴びるかもしれませんが、良い印象は与えません。
いわゆる”炎上”ですね。
２．意図的に隠す
２つ目は意図的に隠す、です。
ネットサーフィンをしていたら、Yahoo！JAPANでもYoutubeでも、
広告を目にすることがよくあります。
その時にこんな宣伝文句を見たことが１度はあるのではないのでしょうか。
「～の秘訣は○○にあった！？○○について知りたい方はこちらをクリック！」
ダイエットとかお金の稼ぎ方とか、こういう宣伝文句をよく目にします。
なぜなら、それだけ強力な効果があるからです。
人には知的好奇心があります。その好奇心を刺激されると
「私も知りたい！」
「でも詳しく知ろうとなると、このリンクをクリックしなきゃいけないのか」
「ならクリックしようか」
となって、詳しい情報を求めてしまうんですよね。
逆に知らないとなんだか気持ち悪くて。
他にも、人気のある漫画なんか意図的に情報を隠して、
読者の「知りたい！」の欲求を刺激して、漫画の購入を促しているところはあります。
分かりやすいのは”名探偵コナン”とか”ONE PIECE”とか。
前者であれば黒の組織のボスやら目的、後者ならDの一族やら空白の１００年やら。
こういった、意図的に情報を隠すことで、
読者の知的好奇心を刺激して心を掴んでいるのです。
３．短所をあえて出す
３つ目は、短所をあえて出す、です。
短所っていわゆるデメリットですから、隠したがる人が大半です。
でも、逆に出してしまった方が良いことが多いんですよね。
例えば、僕はこうして文章術に関するブログ記事を書いていますけど、
最初から書けていたわけじゃありません。
それどころか、学生時代に国語の成績が壊滅的だったため、親や先生に
「あんたに文系は無理！」
って言われたほどです。
でも、そんな過去がある人間でも、ライティングスキルを身に着けることができて、
読まれるブログ記事をスラスラ書けるようになってるんです。
こう書けば
「そんな人でも、学べばライティングを身に着けられるのか」
「だったら私でも出来そうだな」
と思ってくれる人がたくさんいるのです。
そこまで思わせることが出来れば
「もっとこの人のブログ記事を読めば、自分もライティングを身に着けられそう」
と思ってくれそうです。
言い換えれば、その人の心を掴んでいるわけです。
もちろん、話題に関係の無い欠点を出しても意味は無いです。
例えばダイエットに関する話をしているのに
「僕、パソコンのキーボード打つの苦手なんですよ」
とか言っても
「だから何やねん！」
って思われて終わりです。
必ず出す欠点は、話題に関連するものにしましょう。
ダイエットであれば「運動が苦手」とか「料理が下手で買い食いばかり」とか。
４．数字を使って具体的にする
４つ目は、数字を使って具体的にする、です。
例えば、値段って高い、安いがありますけど、
人によって高く感じる値段と安く感じる値段は違います。
板チョコ１枚１５０円で売られていたらどう思いますか？
スーパーなんかで、買おうと思えば８０円とかで買える人にとっては、高いと思います。
けれど、石油王みたいな億万長者であれば、
８０円も１５０円も大して変わらない、安い値段だと感じます。
なので、数字で表せる部分は、具体的な数字にするべきです。
高いや安いのような抽象的な数字だと、具体的なイメージが出来ない、
つまり、心に刺さらず読み飛ばされてしまうのです。
ドラゴンボールなんか上手く数字を使ってイメージしやすくしてましたよね。
「わたしの戦闘力は530000です」
主人公、孫悟空の宿敵とも言えるフリーザの名言ですね。
ドラゴンボールに出てくるキャラの強さを、
戦闘力という具体的な数値にすることで、読者にイメージさせやすくしました。
で、当時の悟空の戦闘力が180000だったかな？
それと比べてフリーザの戦闘力の高さ。
絶望的ですよね。
その絶望感を読者に与えて、読者の心を掴んだわけです。
あれはメチャクチャ分かりやすくて、上手いやり方だったと思います。
（その後、戦闘力についての言及がなくなっちゃったけど）
まとめ
いかがだったでしょうか？
今回ご紹介したように、読者の心に刺さって掴むための、
誰でも簡単に使えるテクニックを4つ紹介しました。
１．常識を否定する
２．意図的に隠す
３．短所をあえて出す
４．数字を使って具体的にする
他にもあるのはあるのですが、ぶっちゃけこの４つを使いこなせれば充分です。
むしろ気を付けて欲しいのは、色々なテクニックを知って、
そのテクニックを全部使おうとすることです。
小学生の考え方でありがちな思考回路です。
「最強と最強を組み合わせたら、超最強なるんじゃね？」
みたいな。
もしくは
「美味いものと美味いものを組み合わせたら超美味いものになるんじゃね？」
とか。
それで上手く行けばいいですけど、
あれもこれも詰め込んで上手く行く可能性は限りなく低いです。
美味いからと言って、
カレーもシチューもおでんもラーメンもギョーザも全部ぶち込んで、
美味い料理になりますか？っていう。
無理じゃないですかね？そんなの。
なので、今回ご紹介したこの４つのコツをまずは１つずつ使ってみてください。
ワードプレスのような時間がかかる場合にはすぐに効果は出ませんが、
無料ブログやX（旧Twitter）のような、すぐに結果が出やすい媒体なら、
その効果を実感できると思います。
ぜひこの記事を参考にして、読者の心に刺さって掴む文章を書いてみてください。
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